かまぼこの板
小学生のころ、夏休みの自由研究などで、『家にあるもので工作しましょう』というのがありましたよね。
その作り方の本に、材料によくかまぼこの板というのがありました。
小学生の私には、それがとっても不思議でなりませんでした。
だって、板が付いているかまぼこなんて見たことがないんですもの。
大人になった今では、全国的には板の付いていないかまぼこの方が珍しいということは知っていますが、当時はそんなことが分かるはずもなく。
とりあえず、親にも聞いてみましたが、返事は「はべんに付いてる薄いやつじゃないの?」
違うわ!
『はべん』とは、富山の方言でかまぼこのことらしいのですが、私の実家では細工かまぼこだけを『はべん』と言っていました。理由は不明。
なんにしても、かまぼこの板を使った工作は作りたかったけれども、作ることができませんでした。
何でこんなことを書いているかというと、今夜の晩御飯のうどんを見て、そう言えば、子どものころにかまぼこの板が欲しかったよなぁと思い出したので。
赤いのが、富山では最も一般的なかまぼこです。
赤い薄いかまぼこの上に白いのを乗せてから巻いて、蒸しあげるんですよね。
富山のスーパーでかまぼこを買おうと思ったら、まずこの赤巻きしか目に入らないくらいかまぼこといったらこれです。
他には、赤いところが青だったり、昆布になっていたりと、やっぱり巻いてあるかまぼこばかりです。
巻いてないのもあるにはあるけど、やっぱり板は付いてないよなぁ。
さて、ついでに下にはネット上で見つけた画像を張っておきます。
この1番大きい鯛、従姉妹の結婚式の際に親戚中に配られたものだわ。
さすがにここまで大きいのは初めてで、5cm程度の幅だけ貰ったんだけど、食べるのに苦労したんですもの。